東京研修会「都市に自然を持ち込む」

名称:「都市に自然を持ち込む」研修会
会期:2019年6月9日&10日
会場:全国町村会館
主催:庭連

令和元年6月9~10日の二日間に渡り、東京は永田町にて研修会「都市に自然を持ち込む」を実施いたしました。

大北、豊藏両氏を講師に招いての研修会ですが、今回で7回目となり、初の関東上陸です。

関東を中心に、20代から60代まで、幅広い年齢層の方々にご参加をいただきました。

そして今回は、庭連発足時からお世話になっている、埼玉の高橋良仁様をご招待し、参加くださいました。

 

6月9日、「全国町村会館」にて、開会の挨拶の後、豊藏氏による講演「庭と自然を考える」。

豊藏氏講演「庭と自然」

豊藏氏講演「庭と自然」

自然とは。庭とは。そして現代の都市空間における庭とは。

根本的な考え方について、豊藏氏オリジナルの相関図、完全非公開の貴重な写真を交えての解説。

参加者の意見を交えながらの講演

参加者の意見を交えながらの講演

クライアントへの説得力を身につけるために、技術以外の事も、もっと学ばなければなりません。

「なぜ木を植えるのか?」庭の持つ役割、意味を改めて自問し、また、住宅とは違う都市建築での庭の在り方や、可能性について考えさせられました。

続いて大北氏による講演「骨格を創る」。

大北氏講演「骨格を創る」

大北氏講演「骨格を創る」

作庭にあたっての心構え、どのように考え、作庭に臨むのか。

そして紙上試作であるノートブック、作品映像とその設計図書を惜しげもなく公開し、解説してくださいました。

図面を交えての解説

図面を交えての解説

図面を見学

設計図書の公開

大北氏の血と汗の結晶であるノートブックと原図を目の当たりにし、参加者は胸を打たれたかと思います。

本質を追求し、日々試行錯誤を重ねること。

そして庭の骨格を創る。

大北氏の作品映像を観ながら、その魅力の理由の一部を知ることができた気がしました。

13:00から19:00までの講演でしたが、本当にあっという間の時間でした。

 

講演終了後、会場をレストラン「マドゥレス」に移し懇親会を開催しました。

懇親会では、講師のおふたりに直接質問をしたり、初めて会う仲間との親睦を深めたりと、有意義な時間となったようです。

そして懇親会終了後も、恒例となりつつありますが、今回も深夜まで庭談議に華を咲かせました。

懇親会

懇親会

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