狭山市のオブジェ制作活動も過渡期を向かえ、全貌がはっきりと見え始めました。
4月から始めたこの活動も当初は4~5人で馴染みのメンバーだったのが、6月には全国の庭連メンバーも集結し10名以上になり、そして去る7月の活動では新たに庭連以外の参加者も増え、平均7~8人のメンバーで活動してきました。
7月には当初2回の予定であった活動日を3回に増やし、より勢いをつける予定でしたが、雨の多かった梅雨時期のせいもあり3回中2回とも雨の中の活動となってしまいました。
ただこういった活動での雨って、誰もやめるっていわないんですよね。言える状況ではないのは確かだけど。
雨をしのぐためにシートはったり、タープをたてて、普段となんら変わらない様子で準備に向かいます。“どんな状況でも最善を尽くす準備をする”こういう時の結束力がまた参加者どうしの絆を深め、作品に力を与えてくる、そう信じています。
7月の参加者には参加メンバーが誰もがしっている大先輩の方々にも参加していただき、作品に対するアドバイス、そしてまだノミの扱いに慣れていない参加者にも熱血指導していただきました。
この熱量はハンパないです。みんなの目つきが変わった日でもありました。
大先輩には今回のプロジェクトについて、以前より相談させていただいていました。
ただ言葉で説明したり、アドバイスを受けたとしてもなかなか真意は伝わらない。
そのことが分かっているからこそ、大先輩のお二方は忙しい中わざわざ時間をさいてくださり、同じ土俵で活動することでその真意を伝えてくださったのだと思う。
言葉では表せない言葉以上の何かを。
ノミをふるうその背中は大きかった。
やっぱり男は背中で語れるようになりたいですね。
その熱気のお蔭で7月の最終活動日は台風の予報でしたが、ふっとばし一機に晴天にめぐまれました。そう、梅雨が明ければ猛暑になります。少しそのことを忘れ気味で8月の活動はかなりの猛暑が予想されます。普段の仕事で疲れているからだに鞭打って、残された日々を乗り越えていきたい。
作品自体のフォルムやディテールが定まってきたところで新たな問題も勃発しています。
これほんとに最後の最後まで安心できる要素は全くないです。
ただ新たな参加者もふえ、メンバー同士の結束もまとまったので必ず乗り越えられると信じています。
信は力なり!
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